2月5日の水曜日に3D Systemsの2013年の収益が1株あたり83~87セントと発表され、1株あたり93セント~1ドル3セントというアナリスト達の予想を下回った。これにより同社の株価は28%下落し、3Dプリンターバブル崩壊の懸念が再燃している。
3Dプリンター業界は、2013年のオバマ大統領の一般教書演説での「ものづくりに革命を起こす可能性を秘めている」という発言を受けて一気に注目を浴びた。しかし3D Systemsによると、第4四半期、業務用プリンターには一定の需要があったが、一般消費者用プリンターの需要は期待していたほどには高まらなかったという。
Citron Researchは、3D SystemsのCEOが技術進歩を誇張して株価を釣り上げたと非難している。また、voxeljetの第1四半期の業績についても疑問を投げかけており、好業績に見せるために顧客へのローンを延長したと指摘している。
水曜日、3Dプリンターメーカーの株価はそろって下落した。Stratasysが12%、Exoneが13%、voxeljetが10%下がっている。
3D Systemsは2014年の収益を1株当たり73~85セントと予想しており、これはアナリストの平均予想の1株当たり1ドル27セントに届いていない。ただ、予想売上の$680M~$720Mは、アナリストの平均予想の$671.3を上回っている。