3Dプリンターの押出機などのコンポーネントを開発するイスラエルのMicron3DP社が、ガラスの3D造形に成功したと発表した。
これまで樹脂や金属、木、食べ物などの素材を3次元造形する技術は存在したが、ガラスの3次元造形技術は世界初となる。
Micron3DP社によると、ガラスの3D造形は非常に高温の押出機を使用することで可能になった。摂氏850度で溶解する柔らかいガラスだけでなく、1640度まで溶解しないホウケイ酸ガラスの3D造形にも成功している。液状にしたガラスを積み上げて急激に冷やすという工程を繰り返すことで造形を行っているという。