Piper JaffrayのアナリストであるTroy Jensen氏によると、3DプリンターメーカーのStratasys社（SSYS）が、2度目の株式公開で調達した約463億円（$463M）の資金を使って買収を行う可能性があるという。Stratasysは先週、$93で500万株以上を売却した。
Stratasysが今回集めた資金を何に使うのか明らかになってはいないが、金属3Dプリンターメーカーの買収が最も合理的だと考えられている。それは、その分野を強化することにより、Stratasys社の製品ポートフォリオがさらに充実し、航空業界や医療業界への一層の進出を図れるからだ。
そんな中、3dprintingindustry.comは今月、Stratasys社がスウェーデンの金属3D企業であるArcam社を狙っているのではないかと推測した。
一方、Voxeljet社（VJET）は先週、株式公開に向けて書類を提出した。３D Systems（DDD）、Stratasys（SSYS）、ExOne（XONE）に続く3Dプリンターメーカーの上場となる。Voxeljet社は、約100億円（$100M）の調達を目指すと言われている。
