米国の大手宅配便・運輸会社であるUPSが、サンディエゴに3Dプリントショップを6店舗オープンする。各店舗にはStratasys社のuPrint SE Plusプリンターが設置される予定。UPSによると、近い将来に他の都市でも同類のショップをオープンさせていくとのこと。
今回UPSは中小企業の強い要望に応える形で3Dプリントショップを展開することになった。特に需要が見込めるのはプロトタイプや芸術品、販促品などを作成している企業。Stratasysの3D Printerを用意することで、家庭用3Dプリンターでは出せない精度や品質の造形を実現する。
同様のショップ事業はオフィス用品・OA機器販売のStaplesでも進められている。Staples Easy 3Dと名付けられたこの事業は、2013年からオランダとベルギーで先行して開始されており、他の国にもすぐに展開されていく予定。米国にはまだできておらず、UPSが先行する形となった。