3Dプリンターの販売数が倍増したことにより、3D Systemsの第2四半期の売上は45%アップした。しかし、支出がアナリストの予想を上回ったため、期待された利益には届いていない。
その結果、火曜日の3D Systems (DDD)の株価は4.9%下落した。ライバルのStratasys (SSYS)も5.3%下落、ExOne (XONE)も6.4%下落している。
3D Systemsは米国で上場している3社の3Dプリンターメーカーの中で最大の企業。このフィールドは長期的成長の初期段階にあるとして、今年に入り3社の株価ともトップレベルのパフォーマンスを見せている。
この第2四半期、3D Systemsは14期連続の2桁売上成長を記録。一方、8月8日に第2四半期のレポートを発表予定のStratasysは、前期に3桁成長を記録し、その前まで11期連続2桁成長を遂げている。ExOneは2月の上場時に47%の株価上昇を記録した。
3D Systemsは、数億円レベルの業務用ハイエンドシステムから約13万円($1,300)の消費者用まで幅広い種類のプリンターを提供している。第2四半期には、約54億円($54M)のプリンターの売上を報告した。また、プリンター用の素材の売上も12%上昇して約29億円($29M)となり、サービス関連の売上も19%増加して約37億円($37M)となっている。