MITのComputer Science and Artificial Intelligence Lab (CSAIL)が、3Dプリンティングをより簡単にすることを目的としたOpenFabというソフトウェアを開発した。
従来のソフトウェアで3Dオブジェクトの表面の状態やグラデーション色を表そうとすると、ペタバイト単位のデータが必要になり、計算にも大量のリソースが必要だった。
OpenFabは、パイプライン構成にすることによりそれらの問題を解決する。映画のCG作成に利用されていたRenderManにヒントを得ており、ユーザーは簡単にオブジェクトのルックアンドフィールを変えることが可能。
研究者達は、すでにOpenFabを使って琥珀に閉じ込められた昆虫などの印刷に成功している。