レーザー焼結技術の登場によって金属の積層造形も精度が上がってきてはいるが、切削などの従来の加工による精度にはまだ及んでいない。したがって、一般的には3Dプリンターで造形をした後、切削加工機などでさらに仕上げ加工を行う必要がある。
DMG森精機のハイブリッド機は、1台の工作機械でレーザー積層と切削加工の両方を行える工作機械だ。自動的にヘッドを取り換えることで、レーザーによる3Dプリントと切削を交互に行ったりすることができる。
このハイブリッド機は先日ドイツで開催されたユーロ・モールドに出展され、実際に加工しているデモ動画がYoutubeで公開されている(※下記のリンクを参照)。